ご利用にあたって

施術前の確認事項

施術後の注意事項

通院回数の目安

 

体に生じる症状、特に慢性的な症状は、長年の生活スタイルの結果であることがほとんどです。

 

何を食べて、どういう姿勢を取ってきたか。体を動かす仕事なのか、一日中机に座っている仕事なのか。ストレスが多いのか少ないのか。そういったこと、ひとつひとつが長年蓄積して、症状として表れてきています。

 

当院で目指していただきたい目標は、

  • 根本解決して通院を卒業すること
  • 自分で自分の体をメンテナンスしていけるようになること

です。

 

症状が重い人の通院回数の最初の目標は、10回もしくは約3ヶ月続けてみることです。自分で自分の健康を維持するための方法を学ぶためにジムに通うような感じです。

 

前半は、週1回くらいの頻度で通っていただき、楽な状態やいいバランスを取り戻します。後半は、通院ペースを伸ばしながら、良いバランスが定着することを目指します。

 

もう卒業してもいいなという感覚は、ご自身でわかります。同時期に、私の方も同じ感覚になることがほとんどです。

 

その目安が、平均すると、通院10回、もしくは約3ヶ月、ということです。これを1クールと考えて、人によってはもう1クール続けた方がよければ続ける、といった判断になります。私の感覚もお伝えしますが、基本的にはご自身で決めてください。

 

平均的な目安を書きましたが、回復には個人差があり、3回ほどで卒業になる方もいらっしゃいます。人それぞれですので、ご自身の感覚に従っていただくのがいちばんです。

 

こちらから通院を強制することは一切ありません。10回の途中であっても、この整体が自分には合わないと感じたら別の方法を探してください。

 

自分の体を、自分にあった方法でメンテナンスしていく。そのためのひとつの方法を学ぶ場ととらえていただければ幸いです。

 

 

好転反応について

 

体が良くなろうと変化する過程で、だるくなったり、痛みが生じたり、あるいは、痛い場所が他へ移ったりと、むしろ状態が悪くなったように感じられる場合があります。

 

これらの症状は一般に「好転反応」と呼ばれる、回復のための良い兆候です。これらは施術により筋肉の過緊張がゆるみ、体液の循環が良くなることで起きています。

 

薬物(特に向精神薬)を長期に渡り服用している場合、まれに強い好転反応が生じる場合があります。施術により代謝機能が高まり、体にたまった老廃物や毒素を体外へ排出しようとする作用によるもので、場合によって、数日から数週間続く場合もあります。

 

薬物から抜け出し、根本治癒を目指す上で避けては通れない道です。安静にしてゆっくり休んでください。

 

 

薬の常用について

 

薬には症状を和らげる働きがあります。と同時に、自然治癒力は妨げられてしまいます。

 

というのも、体に起きる症状は、問題が生じているから治すために出されているサインであり、それを抑えるということは、治そうとするスイッチを切る(あるいは信号を弱める)ことに他ならないからです。

 

ゆるめる整体は、自己治癒力による改善を基本としています。したがって、薬が体に起こさせる変化は、ゆるめる整体で目指している、自分の力で治ろうとすることの逆をいきます。

 

だからといって、お薬は良くないと言いたいのではありません。耐えられない痛みを一時的に緩和することがベストな状況もあります。薬の基本を理解した上で、ご自身にとって今どうすることがベストかを判断しながらうまく薬と付き合うことが大切だと考えて居ます。

 

お薬は起きている症状を一時的に抑えるもの

ゆるめる整体は、自己治癒により根本解決を目指すもの

 

その基本をご理解いただいた上で、ご自身の判断、また、担当医や専門家の方と相談した上で、減薬、断薬に取り組んでください。

 

わたしは医師ではありませんので、具体的な指示や医療行為は施せません。できることは、自分ならどうするかの考えをお伝えすることや、参考になりそうな書籍のご紹介などです。その旨ご理解いただきますよう、お願いいたします。